スタンドアローン型(それ単体で機能する)VRゴーグルとして、かなり話題にのぼっているのがOculus社(オキュラス社)が開発した『Oculus Go(オキュラスゴー)』。
1,000~3,000円程度で購入できる簡易的なVRゴーグルを卒業し、もう一段階上のVRゴーグルを試したいって人にもかなり好評デジ。もちろん初めてのVRゴーグルにOculus Goを選んだって人も多いデジ~。
ここではOculus Goのスペック(仕様)について解説するデジ!ブイブイができるだけわかりやすく説明するから、難しく考えず気楽に読んでほしいデジ~。肩の力を抜いて、脚を崩してデジ~。
ざぶとん君
ざぶとん君
通信販売会社に勤務する平社員の28歳。友人は多いが仕事の成績はほどほど。超アナログ人間のため、最近仕事でデジタル系の商品を扱うことが増えて焦りを感じている。
ガーデン
ざぶとん君の幼馴染。イケメンかつ仕事では営業成績トップだが、緊張しいの超ビビリ屋と天は二物を与えず。ただ探求心が強く物知りという魅力も。実はあいちゃんが好き。
Oculus Go本体のスペック(仕様)を大公開
さっそくOculus Goのスペック(仕様)について解説するデジ!
わかりやすく教えてほしいね。
言われなくてもわかってるデジよ!人の気持がわからないヤツめ!まぁブイブイは人じゃないけどね~。(気を取り直して…)まずは本体のスペックから!
本体サイズ&重量
本体サイズがこちらデジ~。サイズは大きすぎず、小さすぎずデジ~。最近の高機能VRゴーグルはこれくらいのサイズだデジ。
- サイズ:190mm×105mm×115mm
- 重量:468g
468gって結構重いよね。500mlの牛乳パックを頭に装着するって感じでしょ?
ま、まぁ…「超軽いよ!」とは言えないデジね。重量については、例えば1,000円や2,000円で購入できる安価なVRゴーグルと比べると重いけど、そういった安い商品とは性能が全然違うから仕方ないデジ!高価なハイエンドVRゴーグルと比べれば同レベルの重量デジ。
今後、技術が進歩してVRゴーグルの軽量化が進むかもしれないけど…現時点では一般的なサイズ&重量ってことだね。
解像度
つづいて解像度デジ。
2560×1440 5.5インチ
WQHD液晶パネル、538ppi
上の「WQHD(Wide Quad-HD)」っていうのは画素数の通称で、2560×1440ピクセルのことデジ。「ppi」っていうのは解像度を表す単位のことだけど、簡単に言うとOculus Goの解像度はフルHDよりも上、4Kより下って感じデジね。
僕、ちょっと調べてみたんだけど、Oculus社のハイエンドVRゴーグル『Oculus Rift(オキュラスリフト)』よりOculus Goは解像度が高いんだってね。
- Oculus Go:2560×1440ピクセル
- Oculus Rift:2160×1200ピクセル
そうなんデジ。Oculus RiftよりOculus Goの解像度のほうが高いデジよ。とはいえレビューなんかを見ると、Oculus RiftもOculus Goも画質については大差ないといった声が多いデジ。でもよく考えたら値段が倍近くするOculus Rift(50,000円デジ!)と同レベルの画質を実現しているOculus Goはスゴいデジ~。
確かにそれは言えてる!
ちなみに最近ディスプレイによく用いられているのが新しい「有機EL」なんだけど、Oculus Goは少し前に主流だった「液晶パネル」を採用しているデジ。これは少なからずコスト削減に繋がっているデジ~。液晶パネルでも解像度が高いこともあって、映像はかなりキレイだデジ。
トラッキング性能
トラッキング(動きを追跡する機能)の性能について説明するデジ。
ハイエンドVRゴーグルの『Oculus Rift(オキュラスリフト)』や『HTC Vive(エイチティーシーヴァイヴ)』は顔の向きに加えてて、体の前後・左右・上下も追跡できる“ポジショントラッキング”なのに対し、Oculus Goは顔の向きだけを追跡する“ヘッドトラッキング”機能しか搭載されていないんだよね?
そうデジ。『6DoF(6dof)』とか『3DoF(3dof)』っていう言葉を知ってるデジ?この『DoF』っていうのは「degree of freedom」の略で、“degree=度”+“freedom=自由”……要するに『自由度』のことデジ~。
- 3DoF:頭の前後・左右と回転
- 6DoF:3DoF+体の前後・左右・上下
3DoFが“ヘッドトラッキング”、6DoFが“ポジショントラッキング”ということデジね。3DoFはバーチャルの空間を360度見渡すことができるから、真上や真下、うしろの景色が見られるデジ。ただ!バーチャルの世界で目的のモノに近づくことはできないデジ。一方、6DoFならモノに近づくことができるデジ。
3DoFと6DoFのVRゴーグルの視界を、現実空間に当てはめたイメージです。
3DoFは回転のみで位置を検出しないので、頭が動くとVR世界も一緒に移動する。
話題のケーブルレスHMDだと #OculusGo は左、#MirageSolo は右、だそうです。#VR #3dcg pic.twitter.com/s3vFL2WZOk— equal One (@ion_equal1) June 2, 2018
上のGIFがわかりやすいデジ。イメージしやすいはずデジ!
Oculus Goは、トラッキングの性能がちょっと落ちるってことか。
ただ!これには理由もあるようデジ。Oculus社の話によると、Oculus社が開発した別のVRゴーグル(Gear VR)のユーザーについて、以下のようなデータが出ているデジ。
Gear VRユーザーのデータ
- 40%はゲームで一切遊ばない
- 99%が映像を視聴する
- 映像視聴やエンターテインメントアプリが利用時間の83%を占める
Gear VRは既に累計800万台以上を出荷しているから、上はデータとして十分じゃないデジかね。
そうか!!6DoF(ポジショントラッキング)が活かされる代表的なコンテンツと言えばゲームだけど、実際にはゲームアプリより映像視聴を楽しんでいる人が多いんだ!Oculus Goの開発には、このデータを活かしたのか。映像視聴だけなら3DoFでも物足りなさは感じにくいだろうからね。
もちろん6DoFに対応していないってことは、VRの本当の良さを体感できないってことにはなるんだけど…“映像の視聴をメインとするVRゴーグル”というポジションなら、Oculus Goは十分に活用できるアイテムだデジ!
スピーカー&マイク内蔵
Oculus Goはスピーカーもマイクも本体に内蔵されているデジ。スピーカーが両サイドに内蔵されているから、聞こえにくいなんてこともないデジ~。消音から15段階で音量調整できるデジよ!
で、スピーカーやマイクを内蔵するメリットって??
まず!イヤホンやヘッドホンを使っているときのように密閉感がないし、コードが邪魔にならないデジ。それによく考えるデジ!イヤホンやヘッドホンをしてバーチャルの世界に没頭するのは良いけど、周りの音が遮断されて誰かが近づいてきても気づかないデジ。泥棒も侵入し放題デジ~。
た、確かに!!1人でVRゴーグルを使っていて、インターホンに気づかない…なんてことありそうだもんね。
そうデジ、そうデジ。ちなみにイヤホンやヘッドホンを使いたいって人は、Oculus Go本体の左側にオーディオジャックがあるから(3.5mm)、そこに接続してイヤホンやヘッドホンを使うこともできるデジ!画期的デジ~!!自分らしく使えるって高ポイントだデジね!
バッテリーの持ち
Oculus Goのバッテリーの持ちについては、以下を目安にするデジ~。
- ゲーム1.5~2時間程度
- 動画視聴2~2.5時間程度
ゲームはどうしても負荷が大きいから、コンテンツによっては2時間持たないデジ。反対に動画視聴(2D動画)なら比較的負荷が小さいから、2~2.5時間ほどバッテリーが持つデジ。
そうなると映画2本を連続視聴するってのは難しそうだね。まぁ…ぶっ通しで映画を2本視聴するなんて、ちょっと疲れそうだ。
そうデジね。どうしても連続でOculus Goを使いたいって場合は、USBケーブルで充電しながら…ってこともできるけど、それだとスタンドアローン型&コードレスっていうメリットがねぇ~。
体の疲労を考えても、バッテリー切れのタミングで休憩を入れるのがいいのかもね。
ちなみにフル充電にかかる時間は3時間程度。最初は「かなり時間がかかるな~」って思ったけど、Oculus Goを使わない時間帯は基本的USBケーブルに繋ぐようにして、ブイブイ問題なく使えてるデジ!お風呂に入るときなんかも忘れず充電しておくデジ~。ブイブイはお風呂入らないけどね~。
ストレージ容量
Oculus Goはストレージ容量が2タイプあるデジ。32GBと、2倍の容量の64GBデジ。どちらの容量を選んでも、容量と値段以外に違いはなくてデザインも遊べるコンテンツも全く同じデジ。
- 32GB:23,800円
- 64GB:29,800円
差額は6,000円か。僕だったら64GBを買うかなぁ。容量を気にせず使いたいからね。
ブイブイも64GBを買ったけど、Oculus Goユーザーの中には32GBで十分っていう人も結構多いデジ。ちなみにそれぞれの容量で一度に保存できるコンテンツが以下。
保存できるコンテンツ/容量 | 32GB | 64GB |
---|---|---|
HD映画 | 3本 | 7本 |
ゲーム | 10本 | 20本 |
アプリ | 20本 | 40本 |
こうやって見ると結構違うよね。アプリ40本も保存するのか?って言われるとちょっと疑問だけど、やっぱり僕は…64GB派だな。
容量がいっぱいになったら、インストールしたアプリを一度アンインストールして、必要に応じて再インストールするっていうやり方もあるし、コンテンツの保存にこだわらなければ32GBでもいいかもしれないデジ~。
Oculus Goの32GBと64GBはどのくらい違う?容量確認の方法は?その他スペック一覧
Oculus Goのその他のスペックについて下にまとめたから、興味がある人はチェックだデジ~。
その他スペック一覧 | |
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名称 | Oculus Go(オキュラスゴー) |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 821 |
最大リフレッシュレート | 72Hz |
ボタン | 電源ボタン、音量調節ボタン |
付属品 | コントローラー、コントローラー用ストラップ、眼鏡スペーサー、USBケーブル、単3乾電池1本/レンズクリーナー |
フェイスパッド | 取り外し可能 |
保証期間 | 1年間 |
正規ルートで購入すると、1年間の保証期間があるから安心デジ~。そういった観点からもやっぱり正規ルートで購入すべきデジね!
【Oculus Goを購入】最安価格で注文する方法と絶対失敗しない買い方Oculus Go専用コントローラーのスペック(仕様)
忘れちゃいけない!Oculus Goの専用コントローラーのスペックについても紹介するデジ!
専用コントローラーのスペック | |
---|---|
サイズ | 111mm×37mm×57mm |
重量 | 65g |
ボタン | トラックパッド、リターンボタン、ホームボタン、トリガーボタン |
付属品 | 単3乾電池(1本)、ストラップ |
トラッキング | 3DoF |
念の為、アクセサリーやパーツについても紹介しておくデジ!
アクセサリーやパーツ | |
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接顔パーツ(フィット) | 2,500円/鼻が低く頬骨が高い人用のパッド |
度付きレンズ | 約8,770円/Oculus Go専用の度付きレンズ ※1 |
コントローラー | 3,000円/交換用 |
接顔パーツ(ゆったり) | 2,500円/交換用 |
※1 度付きレンズは調査時点で日本への発送未対応(2018年6月現在)、販売は別会社(FramesDirect.com)
※送料込&税込
初心者にもオススメ!Oculus Goのこだわり
Oculus Goはスペックもなかなかだけど、他にも魅力がたっぷりデジ~。
簡単セットアップ
まずはセットアップ。Oculus GoはスマホにOculusアプリをインストールして、説明通りに進めていくだけなんだけど、スムーズにいけば5分くらいで設定が完了するデジ!
セットアップが面倒だと、それだけでハードル上がるもんね。
PCが必要なハイスペックなVRゴーグルは、VRゴーグル自体の設定に加えてPCも設定しないといけないから、それと比べるとかなりOculus Goは取っ付きやすいと思うデジ!
Oculus Goレビュー!届いてから実際に体験するところまでを写真解説快適な装着感
Oculus Goは装着感にもこだわって設計されているデジ!
確かに快適だよね。装着していても。
通気性の高い素材を使っているし、柔らかいストラップで調整しやすいから、しっかりフィットするデジ~。ロボットのブイブイだって、フィット感抜群デジ~。別売りで、日本人の顔を考慮して設計された『接顔パーツ(フィット)』もあるから(2,500円)、どうしてもデフォルトの接顔パーツが合わないって場合は、買ってみるといいかもしれないデジ。
シンプル操作のコントローラー
Oculus Goは専用コントローラーの操作がシンプルっていうメリットもあるデジ。
ボタンも4つだけだもんね。
普段からゲームコントローラーなんかに慣れている人はいいかもしれないけど、あまり馴染みがない人はいろいろとボタンがあると混乱するデジ。しかもVRゴーグルをかぶっていると手元が見えないから、そういった点でも操作がシンプルって魅力デジ!
1,000本以上のコンテンツ
Oculus Goで楽しめるコンテンツは1,000本以上も揃っているデジ!
そうそう。ゲームに映画にいろいろとあって、退屈しないよね!
Oculus Goを使ってみたいって人はたくさんいるけど、みんな楽しみたいコンテンツはいろいろデジ。Oculus Goなら誰が使ってもきっと十分楽しめるデジ~。
Oculus Goを遊びつくすためのアプリ&ゲーム特集!Steamでも遊べる? Oculus GoでDMMのVR動画を楽しむ!ゴロ寝で視聴可!無料アダルトも?Oculus Goで手軽にVR体験を!
Oculus Goのスペック(仕様)を詳しく紹介してきたけど、どうだった?なかなか魅力的なVRゴーグルだデジ?
なんといってもこれだけのスペックのVRゴーグルが2万円台で購入できるのはメリット。手軽さという点でかなり高評価できるデジ。
今後もいろいろなVRゴーグルが登場すると思うけど、Oculus GoはVRゴーグルの新時代を築く代表的なVRゴーグルといえるかもしれないデジ~。